ゆっくりしていきんちゃい
僕が学生だった頃は
改札口の駅員さんに
定期を見せて改札口を通ってた。
それが今は自動改札になっている。
もちろん知ってるし、
変わってから何回か電車に乗った。
ただアナログな風景がいつかしかレトロな街並みに変わるように、
あの頃の僕も、思い出と共にカラーからセピアにしだいにシロクロになるのだろう。
白黒になる?
まるで遺影みたいだ。
確かに過去には戻れやしない。
ならあの頃の俺は
今の俺から見ればもう存在していない。
だって俺なんだから。
俺は昔も俺で今の俺も、もちろん俺なわけで…。
なんて夕方の電車の椅子に座り無闇やたらに頭を使っていると、
目の前に小学生の女の子がおばぁちゃんに椅子を譲っていた。
それを見て微笑ましくなり、
今度は俺がその子に椅子を譲って、
ついでにカバンに入れていたマスカット味の飴をあげた。
さっきまで幾何学的かつ幼稚な妄想は
女の子のおかげで安全にぶち壊された。
ふと冷静になると、
電車の揺れが大きく感じ、
今にも倒れそうだった体を何とか吊り輪で持ちこたえた。
そして、思い出した。
たしかあの頃も同じ様な事考えてなかったっけ?
ため息と『やっぱり俺変なのかな?』という疑問は電車の窓の外、夕焼けの空に消えてった。
ただ言えるのは、あの頃俺も俺で今の俺もやっぱり俺なわけで。
改札口の駅員さんに
定期を見せて改札口を通ってた。
それが今は自動改札になっている。
もちろん知ってるし、
変わってから何回か電車に乗った。
ただアナログな風景がいつかしかレトロな街並みに変わるように、
あの頃の僕も、思い出と共にカラーからセピアにしだいにシロクロになるのだろう。
白黒になる?
まるで遺影みたいだ。
確かに過去には戻れやしない。
ならあの頃の俺は
今の俺から見ればもう存在していない。
だって俺なんだから。
俺は昔も俺で今の俺も、もちろん俺なわけで…。
なんて夕方の電車の椅子に座り無闇やたらに頭を使っていると、
目の前に小学生の女の子がおばぁちゃんに椅子を譲っていた。
それを見て微笑ましくなり、
今度は俺がその子に椅子を譲って、
ついでにカバンに入れていたマスカット味の飴をあげた。
さっきまで幾何学的かつ幼稚な妄想は
女の子のおかげで安全にぶち壊された。
ふと冷静になると、
電車の揺れが大きく感じ、
今にも倒れそうだった体を何とか吊り輪で持ちこたえた。
そして、思い出した。
たしかあの頃も同じ様な事考えてなかったっけ?
ため息と『やっぱり俺変なのかな?』という疑問は電車の窓の外、夕焼けの空に消えてった。
ただ言えるのは、あの頃俺も俺で今の俺もやっぱり俺なわけで。
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